トヨタならではの技術力を磨き
お客さまを総合的にサポートしていきます。
トヨタL&F札幌の「サービススタッフ」と呼ばれる技術スタッフの資質は、非常に高いと自負しています。当社のサービススタッフは、技術のレベルが高くなければお客さまに認めてもらえませんから、一人ひとりの向上心がとても強いのです。
一般の自動車会社ならばお客さまが店頭に車を持ってきてくれて、工場内で修理に当たりますが、当社の場合、サービススタッフはお客さまのところへ出向いて要望を聞き、お客さまの目の前で整備、メンテナンスを行います。自分一人の力で、お客さまのニーズをきちんと満たさなければならないのです。さらに、自分が行った整備についてきちんとお客さまに説明し、今後の使い方についてのアドバイスまでしなければ、当社のサービススタッフとしては仕事をしたことにはなりません。
また、フォークリフトには、自動車とはまったく違う知識と技術が必要です。
ガソリン車、ディーゼル車、LPG車、CNG車、さらには電力モーターによる無公害のバッテリー車など、構造は多様でそれぞれに特性も違います。近年は、コンピュータ制御による無人搬送システムなども開発され、物流システムを担当するサービススタッフの技術領域は大きく広がってきています。
サービススタッフは入社後、まず「ショップエンジニア」として、サービスショップ(工場)に入庫してきたフォークリフトの年次検査や車両整備の補助作業を担当し、基本的な技術の習得や必要な資格取得を行います。その後は、実際にお客さまのもとに出向いて作業を行う「フィールドエンジニア」へとステップアップ。技術的な面だけではなく、お客さまのニーズや物流の動向まで視野に入れた総合的なサポートを行います。トヨタL&F札幌のサービススタッフには、高度な能力が要求されるとともに、大きな手応えを味わう仕事が待っています。
2018年11月に開催された全国販売店サービス技能コンクールで、昨年の優勝に引き続き、全国準優勝を勝ち取りました。
サービススタッフの登竜門
サービススタッフとしてのキャリアは、まず「ショップエンジニア(SE)」からスタートします。
店舗併設の工場で、お客さまから預かった様々な産業車両のメンテナンスや修理を行います。
年次検査やオーバーホールを先輩達にアドバイスをもらいながら進めていきます。色々な機器を扱っていく中で知識の習得、技術を磨いていく期間となります。
入社しておおよそ5年間を目処に次のステップへ進みます。
自分専用のサービスカーでお客さまのもとへ
「フィールドエンジニア(FE)」は、自分専用のサービスカーを持ち、割り当てられたエリアのお客さまを訪問し、現地で整備点検作業を行います。
チームを組む場合もありますが、お客さまのもとに出向くのは基本的に自分一人です。一人で全てをこなすプロのエンジニアとして独り立ちとなります。
お客さまのもとへ何度も通い信頼関係ができてくると、とても頼りにされます。物流の悩みの相談を受け、新しい機器や設備を導入する商談に結びついたり、お客さまが保管している出荷できない商品をもらったりすることもあります。営業スタッフとも連携して、セールストークや見積書の書き方など、技術面だけではない経験を積み重ねることで、やがてリーダー、そしてマネージャーへと飛躍する道も開けます。
一般車両のディーラーとは異なり、トヨタL&F札幌のお客さまは80%以上が企業や団体で、業種も多岐にわたります。多くの製造現場にはフォークリフトがあり、世界的なビッグネームの企業に伺うことも多くあります。毎日同じ工場で働くのではなく、お客さまの現場を訪問するので、毎日新鮮な気持ちで仕事ができます。人と話すのが苦にならず、アクティブな人にピッタリな職場です。
少し大変なところといえば、お客さまの職場での作業となるので、常に快適な環境で作業できるとは限りません。暑い現場や寒い現場など、ちょっと辛い作業現場もあります。また、重たいものを運ぶフォークリフトは、部品も重たいものが多いです。やっぱり体力勝負なところはありますね。
プロのエンジニアの証
これが、FEの大事な道具フィールドサービスカーです。車種は、レジアスエースバン(ハイエースバン)を使用しています。後部座席を取り払い整備専用車に改装しています。中には、エアーコンプレッサーや巨大なスパナ・ジャッキなどの工具、オイルや交換部品、安全作業を行うための輪留めや作業看板などを満載しています。車には会社の大きなロゴはもちろん、運転者の名前が記入されたステッカーが貼ってあるので、安全運転を心がけています。
より広い視野を持つ責任者へ
当社の社員の7割近くはサービスエンジニアで、サービス経験者が会社の中心です。他の会社とは違い営業スタッフだけでなく、サービスエンジニアもお客さまとの商談の経験が豊富なので、サービス出身の幹部社員が多いのが特徴です。FEとしての経験を積み、拠点のサービスの中心となるアドバイザーを経てマネージャーである拠点長になったり、FEの後に営業職の経験を積んでから拠点長になるなど、ステップアップの道が開けています。
実際に現在の拠点長の半分以上はサービス出身で、会社の役員にもサービス出身者がいます。もちろん専任職としてサービスエンジニアを続けることも可能です。
その資格、活かしませんか?
当社のエンジニアは、とてもやりがいのある仕事です。
整備士の資格をお持ちでコミュニケーション能力を生かしたいあなた、自動車整備とは一味も二味も違う当社で、ご自分の力を試してみませんか?会社訪問は随時受け付けておりますので、エントリーフォームよりご連絡ください。
エンジニアに興味があるけど、整備士の資格は持っていないあなた。当社は資格取得を応援します。
整備専門学校に進学希望の方には、奨学金制度を用意しています。また、働きながら資格を取得する方法もありますので、若くてやる気のある方はお問い合わせフォームよりご相談ください。